”中国女子楽坊”悠々の響き、妙なる音色 コンサートを聴いて・・・。

18日の日曜日、安芸高田市高宮町 田園パラッツォ文化ホール
中国女子楽坊 を招いて、めったに見ることの出来ない
珍しい中国楽器による大変素晴らしいコンサートがあった。
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去年、広島市の国際会議場の”8.2 慰霊の夕べコンサート”で二胡の流れるような
そして癒されるような音色を聴いて今回のコンサートを心待ちにしていた。

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田園パラッツォの大ホールは開場の午後1時30分過ぎにはほぼ満席状態に・・・。
(残念ながら、会場内での写真撮影は禁止ということでした)

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2時の開演になると

華やかな中国衣装の
琵琶奏者の ENKI さんの登場・・・

”東京から朝一番の新幹線で来ました。・・・安芸高田市の水は大変美味しいです、パワーつきました。。。”

とユーモラスで上手な日本語の
挨拶のあと

琵琶のソロ演奏がはじまり、両手・指の眼にもとまらない動きで弦が爪弾かれ
一気にその軽快で不思議な中国音楽に惹き込まれていった。

そして、ENKI さんによる楽器奏者の
紹介のあと
奏者から楽器の説明とソロ演奏が
あった・・・。




中国琵琶  :中国琵琶は両手の指にピックをつけて、早いピッチで弦を爪弾かれる
         日本琵琶のバチでゆっくり弾くのとかなり違っていた。
         なんと、3オクターブの音域が出るそうで、優れモノ楽器でした。

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二胡(にこ)
日本の三味線を可愛らしくコンパクトにした楽器
のようで、弦を弓で擦って音が出る
なかなか中国雰囲気の郷愁のある音。
ソロ演奏最後の馬の鳴き声の擬音は
大変よく似ていて驚いた。

楊琴(やんちん)
台形の盤に弦を張られて、二本の細い針金の
ようなスティックで弦を打って音がでる
大変軽やかで澄んだ音がしていた。

古筝(こそう)
日本の琴に似ていて、弦を指で押さえたり緩めたりで中国音楽独特の
抑揚のある柔らかな音色。

一部は中国楽器のソロ演奏と合同演奏
悠々な音楽と軽快な曲を取り混ぜた演奏と、艶やかな色とりどりのチャイナドレスを装ってのステージはさながら中国ムードにとっぷり浸ることができて、大変魅せられた。

二部はピアノ、パーカッションが加わって、陽気なテンションのアップテンポな曲も・・・
中国北部や南部の音楽、クラシック、ジャズ、日本の音楽、オリジナル曲など・・・
演奏は聴き場、見処盛りだくさんで大変愉しいプログラムでした。

エンキさんのMCで
日本と中国は同じ漢字を使っていても全く違う意味のこともあります
・・・私達は音楽を通して心を伝えていきたい(心で通い合いたい)

という言葉は印象に残っている。

最後のアンコール演奏の”ふるさと”の曲では、ステージ演奏と会場のみなさんの
合唱と一体となって音楽交流で盛り上がった。
そしてみんな穏やかな同じ笑顔をされているように見えた。


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by fayt2722 | 2007-02-25 00:43
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